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How To Paint
ここではペイント方法などをご紹介します
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NSR レストア記
私の所有する NSR250R のレストア状況の報告です
パテ タンク等が凹んでいるときはパテで補修しましょう。凹んでいる周りが凸っているときは金槌等で叩いてへこませておきます。ここでは未塗装のタンクで話を進めます。 写真の○で囲った部分がへこんでいる個所です(分かりづらいですが)。 足付けに#100位のペーパーをかけて カスが残らないように綺麗にふき取っておきます。 パテは2液型のものを使います。 主剤と硬化剤を色が均一になるまでヘラで手早く混ぜます。 パテはへこんでいる部分の周りにもはみ出すように、 また、へこんでいない状態より高く盛ります。 下手に形を整えようとすると空気が入ったりするので 高すぎるくらいの量を一気に盛りましょう。 足りなかったり空気が入ってしまうともう一度盛るはめになります (余ったパテも硬化するので作り直しです)。 20分ほど乾燥させたら耐水ペーパーで水研ぎします。 慣れないうちは#100くらいから#600まで、 慣れてくれば#80くらいから#400までを使うとよいでしょう。 当て木や当てゴムなどを使ってかたちを整えながら 優しく研いでいきます。 金属地とパテの境界は写真のようにパテが透き通った状態になります (この状態でなければ塗装後に段差が出来ます)。 研ぎ終わった状態です。 タンクに映った蛍光灯の光が左右対称になってます。 パテ研ぎ等が終わったらサフを吹きましょう。サフや塗装の前には脱脂を行います。一般にも「シリコンオフ」などの名前で売られているのでたっぷり塗ってふき取っておきます。 社外品のタンクは表面が荒れていることが多いので ペーパーで研いでおきます。 給油口など、塗装しない部分をマスキングし、 削りカスや油分を取り除きます。 サフは3,4回吹きますが最初はガンやスプレーを離すなどして 艶を出さないようにします(タンクに届く前に乾燥させる感じで)。 ガサガサした感じになるので私は「ガサ吹き」と呼んでいます。 給油口の周りやステー等、塗装しにくいところから始めます。 後になるにつれ近くから吹き、最後は艶を出しながら吹きます。 塗装の間隔は10分ほどあけましょう。 サフが乾いたら水研ぎします。#400くらいから#800くらいまでやれば十分です。 メタリックなどを塗装する場合には#1200くらいまでかけましょう。 エッジや急な R 部分は力がかかりやすいので下地が出ないよう気をつけます。 ペーパーの番手を上げるときには今の番手でやり残しがないか しっかりチェックしましょう。 下準備ができたらいよいよ塗装です。サフ同様、しっかり脱脂しておきます。また、マスキングもやり直したほうがよいでしょう。 今回はメタリックの赤を塗装します(メタリックに見えませんが)。 吹き方はサフ同様、ガサ吹きから始めます。 10分ほど間隔をあけながらムラなくなるよう吹きます。 次にクリアーで仕上げるときはここで艶を出す必要はありません。 今回はその上にブラックでグラデーションにします (これまたグラデーションに見えませんが)。 缶スプレーでは難しいかもしれません(やったことないです)。 ブラックが吹けたらメタリックとグラデ−ション保護のため クリアーを軽く吹いておきます。 色を何色も重ねたりブラシでイラストなどを描いた後は クリアーで保護しておくと失敗などしたとき修正できます。 また、脱脂時に薄い塗膜(ブラシ等)が消えるのも防げます。 タンクにフレアを描くためマスキングします。ここまで自分でやり始めたら立派なカスタムペインターですね。 前回の塗装が十分乾いたら#400から#800くらいのペーパーで足付けします。 マスキングを伴う塗装の場合、下地を乾燥させておくので 次の塗装のため足付けが必要です。 脱脂を行ってからラインテープでフレアを描きます。 ラインテープは片手で引っ張りながら舵を取り もう一方で抑えて密着させます。 左右対称にするにはコンパスなどで目印を付けます。 テープのどちら側をマスキングするのかよく考えて 不必要な部分を切り取ります。 次にマスキングテープで全体を覆います。 マスキング部が平らであれば幅広のテープでもいいですが 曲線の場合はしわにならないよう細いテープを少し重ねながら貼っていきます。 ヘルメットなどは難しいかも知れませんが3枚以上重ならないよう 且つ隙間なく貼ります(3枚重ねると切れません)。 マスキングテープが貼り終えたらデザインナイフで ラインテープの中心に刃を入れ不必要な部分を剥がします。 このとき、ラインテープは切らずにマスキングテープだけを切ります。 力を入れすぎるとラインテープが切れ、傷が残ったりします。 弱すぎると今度はマスキングテープが毛羽立ってしまいます。 タンクなどに直接マスキングテープを貼ったときは 塗装面に傷がつかないよう気をつけましょう。 ナイフの刃はこまめに変えるとミスが少ないです(今回の場合、片側1本半づつ)。 マスキングが出来上がったらもう一度脱脂をしてテープの のり等を取り除きます。今回はブラックを吹きました。 塗装はなるべく明るい色から吹いていきます。 黒などの上に明るい色を吹くと塗装が厚くなって段差ができます。 尚、その限りではないので効率よく塗り重ねましょう。 マスキングは20〜30分たってから剥がします (デザインナイフやピンセットを使います)。 塗装最後の工程です。クリアー塗装時にゴミが混ざるととてもよく目立つので気をつけましょう。 マスキングを剥がした場合にはよく乾燥させ、足付け後、脱脂しましょう。 単色塗りの場合はそのまま吹けます(もちろん10分ほどあけてからです)。 クリアを吹くとこんな感じです。今回、5回吹きました。 吹いた後に空吹きかエアダスターで吹いておくと 表面が早く乾いてゴミが付着するのを防げます。 いつのまにか文字入れもしました。 塗装時のゴミや段差を無くしたり鏡面仕上げにするにはポリッシングをしましょう。研ぐにはクリアの厚みがある程度必要です。 クリア塗装後、2,3日乾燥させたらもう研げると思います (塗料や環境によります)。#1000(表面の状態によっては#800) くらいから#1500まで段差や波目が消えるまで頑張りましょう。 当て木を使うと面が出しやすいですが曲面や エッジ部分には気をつけてください。 その後、コンパウンドで磨きます。 私はコンパウンドとバフを3種づつ使っていますが 最低でも2種類は必要でしょう。 しっかり磨かないと鏡面はおろか、 クリア塗装後より曇ってしまいます。 ポリッシャ-があると便利です。 以上で終了です(やっとうまく写真が撮れました)。よろしければご意見・ご感想をお聞かせください。 私が使用している主なツールをご紹介します。 コンプレッサー アネスト岩田キャンベル オイルフリーコンプレッサー WL7028 出力 1馬力 : タンク容量28L 油分混合の不安が無いのと塗装には十分なスペックで重宝しています。 このぐらいになると小型のエアツールも使用できます。 最近は無名ブランドの安価なコンプレッサーが売られていますが スペックが同等でも実際使用してみると 頼りないものが多いようです。 ガン アネスト岩田キャンベル 低圧スプレーガン LPH-100 空気圧力 1MPa 程度で吹きつけできるので 塗料の跳ね返りが少ないガンです。 それでも空気の流量は結構必要で 小さなコンプレッサーで使用できるというものではないです。 エアブラシ ハンドピース OLYMPOS HP-101 ノズル径 0.3mm ハンドピースも数種類使用してますが このメーカーのものが 1番扱いやすいと思います(値段も高価ですが)。 ただこのモデルは塗料カップが横に付いているので 洗浄・メンテがめんどくさいです。 2000年11月に YAMAHA TZR250R(3XV) で購入した次の日に事故、左腕複雑骨折&肘脱臼、そして廃車に…。以来単車に乗らない日々が続く。 やがて年も明け腕の調子も良くなった頃、知人より「乗っていない NSR があるよ」という話。 5万円くらいという事だが詳しくは応談らしい。 TZR には時間にして4時間ほどしか乗っておらず、もう一度 2ストレプリカに乗りたかった私はとりあえず飛びついた。 後日、実車を拝見。かなりボロい。しかし1年前までは乗っていたということでエンジンは期待できそうだ。で、問題は値段なのだが程度が悪いためオーナーもお金をもらう事にためらっている。半額くらいにまとまりかけた頃、目に付いたのは YAMAHA SR400。 Fフェンダー、タンク、Rフェンダーで色が違っている。物々(?)交換である。 2001年3月10日、NSR を持ち帰る。MC18 であることが判明。下がその写真。 ぱっとみはこんな感じ。なんかいけそう(?)だ。 リアカウルは社外品。アンダーカウルも有る。 なぜかリアホイルは青い。 フロントフェンダーが割れている。 ちなみに割れていないフェンダーは無い。 Fフォークはオイル漏れ漏れ。 右ハンドルが折れている。 最大の破損箇所。だが交換は簡単。特に問題なし。 ジェネレーター&スプロケが剥き出しなのには驚いた。 だがカバーは樹脂製だったらしいので安心(?)。 Rブレーキディスクが錆びている。 磨けば使えるのだろうか…。 前後どちらかが引きずってて取り回しが困難だった。 エンジン&キャブ 2001年3月10日、持って帰った日、とりあえず何かしてみたい。外装も何とかしたいがそこにバイクがあると火を入れたくなるもの。ハンドルが折れているので走行は無理だがエンジンがかかればレストアのやる気も出るだろう(しかしレストアが中途半端に終わる可能性が高くなるのは言うまでも無い)。 で、やろうと思いきや「キー」が無い事に気づく。もらうのを忘れていたらしい。仕方なくキックだけでもおろしてみる事に…。が、これがまた動かない。奮闘10分、うんともすんとも状態。頭に暗雲が広がる。 「えっ、死んでるの?」 やる気が出るどころではない。今度はギヤを入れて車体を動かしてみる。トップに入れても動く気配が無い。それならと庭で勢いをつけてやってみることに。押しがけの要領である。ブレーキが引きずっているので思うようには行かない。ハンドルも折れている。雪も降っている。大体、今は3月だ。何でこんなに寒いんだ! そんこんなしてると吸気の音が「ポン」と鳴った。「おお!」 暗雲よ、さようなら。キックもおりるようになって一安心。 しかし、キーが無い今、エンジンをかけることは無理。キャブでも掃除してみようかとバラし始める。 タンクとエアクリーナーを外した状態。2サイクルのキャブは 初めてなのだがやたらホースがあるのに驚く。 吸気が不安定だからなのだろうか? ついでにオイルのホースもついている。 着脱が面倒だ。 フロート部を開けてみると底に固形物が…。 未知なる遭遇である。 適当にカリカリ削って、いざキャブクリーナー…って キャブクリーナーが無い!! メインジェットなんかも詰まりまくってたので 仕方なくクリーナーを買いに行く。 漬け置き1時間、歯ブラシと針金で磨く。 久々のキャブクリーナーは臭く感じる。 なんとか通りが良くなったところで組み付け。 組み付けついでにワイヤー類の点検。アクセルワイヤーだけ硬い。 CRC でなんとか頑張ってみるもののそれでも硬い。ハンドルが折れているので組み付けたときにどうなるのかわからないので困ったものだ。早くハンドル買わなければ…。 フロントフォーク 2001年3月13日、いまだにキーが無くエンジンをかけてみる事が出来ない。今日はオイル漏れの激しいフロントフォークを整備してみる。 レプリカなので当然センタースタンドが無い。さらにチャンバーが邪魔でジャッキもかけにくい。試行錯誤の上、チャンバーとミッションの間に鉄パイプを通し、それを2基のジャッキで持ち上げた。当分このままなので後は地震がこないことを祈る とりあえず外してみたフロントフォーク。 ツリーのネジがとても硬かったが、 正立なのであまり問題は無いだろう。 しかしおかげで安物のヘキサゴンレンチが折れてしまった オイルシールを交換のため分解。アウターチューブ底のネジと ダストシールが入っていないがこれがその他の部品写真。 インナーチューブの真ん中あたりに付いているのがオイルシール。 シール到着まで後3日ほどかかるので当分は分解したまま。 右側はオイル漏れが無いのだがついでに分解しておいた。 オイルは左側は白っぽくなっていたが右側は新品のように綺麗だった。 シールが来るまで暇なのでアウターをポリッシュしてみた。 剥離剤で塗料を落とした後、ペーパーなどで磨き、 最後にコンパウンドで仕上げた。 結構頑張ったのだが鏡面にはちょっと遠い。 インナーもさびを落として磨いてみた。 錆びが深かったため点のように残ってしまったが上のほうなので 動作には問題ないだろう。 ホイール フロントフォークを整備中、ついでなのでホイールを塗装してみることにした。出来れば前後同時にやってしまいたいがセンタースタンドが無いのでリア側を外すのは少し怖い(実際、この数日後地震があった)。とりあえずフロントホイルを塗ることに… 早速、タイヤ屋さんに持ってってタイヤを外してもらうと「ホイルが歪んでるよ」とのこと。解体屋行きが決まってしまった。さようならフロントホイル。 で、こんなときには Yahooオークション。前後セットで 3,000円というのがあったので入札してみるとあっさり落札できた。前後セットなのでリヤ側をバラさなくても塗ることが出来る。で、取引も順調で、数日後、無事到着した。ちなみに送料は 1,890円。 これが到着したホイル。純正の白の上にゴールド、 さらに黒を塗ってあった。 タイヤ屋さんでタイヤを外してもらい剥離する。 マスキング後、プライマーとサフを吹く。 ホイールは形が複雑なので塗りにくい。 また、表面が凸凹しているのでサフ後もあまり研ぐ事が出来ない。 カウルのデザインやカラーは全く決まっていないのだが、 とりあえず(?)レッドに塗ってみる。 ポリッシュもやらないのでクリアー塗装時に 徹底的に艶を出しておきたいのだがこれが難しい。 缶スプレーではまず無理でしょう(わかりませんが)。 乾燥後、空気挿入口とリヤのダストシールを新品に換えました。 タイヤはどうしましょう…。 フロントブレーキ 2001年3月31日、フロントフォークのシールが届き、早速組み立てた。で、フロント周りを組み立ててみようとしたのだがハンドルが折れたままだ。ハンドルはオークションにて商談中。届いたときにまたフォークを外さねば…。さらにタイヤが無い事に気づく。「新品のタイヤっていくらくらいするのだろう…。」 とりあえず塗装していないホイルを履かしておく。とりあえずだらけのフロント周りである。もう一つ加えるなら、ステーはあるのにステアリングダンパーが無い。何故? そんなこんなで(どんなで?)目に付いたフロントブレーキを掃除する。 汚いキャリパー。ピストンも硬くて動かないやつがいる。 パッドは少し残っているのでそのまま。残り具合も全部同じくらいだ。 しかし右側の白い錆びと色の茶色さはいったい何なのだろう…。 パッドを外してピストンを1個づつ出してブレーキクリーナーで 掃除する。 他のピストンになにかかませてレバーを握ってやれば 目的のピストンだけが出てくる。 しかし錆びているっぽいのもちらほら。 ブレーキ液が漏れてこない事を祈る。 掃除した状態。ブレーキクリーナーのおかげ(?)か、 左右の色が同じになっている。 ピストンは比較的軽く動くようになったが、 全部がそろって動かない。 特に硬いのが2個有る。 どうしようかと思いながら結局今日は終わり。 エンジン(その2) 2001年3月31日、前オーナーよりキーがついに発見できなかった事を報告される。新しく作らなければならない。しかし、イグニッションキーシリンダーはステーが折れてぶら下がっている。Assy 交換の方がいいのだろうか? 同年4月1日、フリマにてパーツリスト購入。キーセットは イグニッション・タンクキャップ・メットホルダー・キーがセットで 10,000円(パーツリスト表記)くらい。シリンダーからキーを作ってもらうと3,000から4,000円らしい。難しいところである。「でもやっぱり安い方だろ…。」 イグニッションをただのスイッチ式に換えてやればタンクのためにキーを作ってもらうだけでいい。とにもかくにも直結でエンジン始動を試みる。 イグニッションスイッチとキーシリンダーがバラせそうなので分離してみた。すると残ったのは回転式のスイッチ。回転させてみると「ウィーン…」高めのモーター音がした。サーボモーターだ。ついでにオイル警告灯とニュートラルランプも光っている。バッテリーが少し残っていたようだ。ちょっと感動。なのでいったんスイッチをオフにしてサーボモーターをずらし再びオンにする。「ウィーン…」自己満足の極地(以後繰り返し)。 遊びに飽きた頃、スパークプラグ、ラジエタ、エンジンオイル等を点検。プラグは真っ黒、ラジエタ水、オイルは空っぽだった。ラジエタ水のタンクはネイキッド化に伴い適当に取り付けてあるので斜めっている。給水しても結構漏れる。「パッキンのせいか?」こんなときにはパーツリスト。だがそこには似ても似つかぬタンクが記載されていた…。 で、フューエルホースにガソリンを注ぎ込む。キャブを掃除して以来なので結構入る。後はイグニッションをオンにしてひたすらキック。とりあえずで組んだフロント周りと折れた左ハンドル。キックペダルも曲がっているので蹴りづらい。アクセルもひねる事が出来ない。チョークとアイドリング調整をしつつ蹴ること5分ほど…いきなり「パーン!!」バックファイヤ−が辺りに響く。マジでビビる。恐る恐るプラグを外すと白い煙と混合気の匂い。もう一回プラグを掃除する。その後さらに5分くらいキックしているとちょっと始動しそうな雰囲気がしてきた。慌ててデジカメ&三脚の用意。編集はしてあるものの次の動画が始動の瞬間である。見ることが出来ない方はご一報を。 AVI形式(MPEG4圧縮) 295KB 約19秒 なぜか全てのウィンカーがハザードのように点滅しているのはご愛嬌。 この後、アクセルを吹かすとチャンバーからオイルが噴き出した。チャンバーにオイルが溜まっていたようだ。チャンバーを外して傾けるとオイルが500ccくらい流れ出てきた。もう1本も同様だった。 アイドリング状態を何とか続けてエンジンが暖まってからミッションオイルを交換する。ちょっと緑っぽいオイルが出てくる。ほんとに大丈夫だろうか、このバイク。とにかくエンジン始動完了。 電装 2001年4月3日、エンジンを始動したときのウィンカーの点滅が気になり点検してみる。リア側の配線をたどっていくと途中で無理やり分岐してある。その分岐をたどっていくとなんとキルスイッチに…。「?……あっ!」キルスイッチをハザードスイッチにしてあるのだ。「謎は全て解けた」な感じ。ご丁寧にリレーまで増設してある。4つ同時に点滅させるには容量が異なるのだろう。リレーがなんとなく邪魔だがせっかくなのでそのままにしておこう。 次に今日はイグニッションスイッチをつけてみる。 探してみるとスイッチがあった。ステーは厚いアクリル版があったので 利用する。なんといっても加工がしやすい。 探せば材料がそろってしまった我が家が大好きだ(普通の家庭である)。 右側はアクリル用のカッター。 取り付けた様子。磨きが不十分でアクリルが少し曇っているが まずまずの出来。 ニュートラルランプ等が見ずらいかもと思ったが 透明なアクリル版のおかげでよく見える。 動作も全く問題は無い。 でも雨天時はどうしよう…。 その後、全体的に配線を整理しておく。見た目がかなりすっきりした。最近やる気が出てきて暇さえあれば(乾燥待ちとか)NSRの前にいる。 キー&ハンドル&エンジン(その3) 2001年4月某日、キーを作成してもらうためガソリンタンクを持って鍵屋へ行く。聞くと鍵穴から作成するには 3500円必要らしい。快く承諾。「このタンクって何のヤツ?」「88年の NSR250 です」なんて話をしていると3分ほどでタンクが開いた。もう開いたのって思っていると「カギが出来たんだよ」とのこと。職人技である。もう1分もするとスペアも出来上がった。材料諸経費を考慮しなければ時間給 5万円強である。 出来上がったキー。タンク内には錆びもそこそこ有った。 タンククリーナーである程度綺麗にしておいた。 最終的には塗装時にやるつもり。 後日、オークションで落札した純正ハンドルが届く。 送料込みで 2000円。曲がりは無い。 早速取り付けてみたが今度はクラッチレバーが曲がっている。 しかもブラケットから全て純正ではない。 何のレバーを買えばあうのだろうか? Assyで純正に戻してもいいが現在アジャスターがついているので レバーだけの方がいいかも…。 ガソリンタンクが使えるようになってからエンジンを始動してみるがどうも調子が悪い。アイドリングから低回転域が不安定である。マフラーからの排気をよく見ると左右で排煙の出方が違う。エキパイを触ってみると右側だけ冷たい。後ろ側エンジンが死んでいるらしい。「じゃあ今までは片側だけで回っていたのか?」その後様子を見るとごく稀に後ろ側も火が入っている。6000rpm以上まわすと完全に生き返るらしくブン回る。で、キャブ点検やらプラグ交換やらをしてみたり、挙句の果てに腰上バラしてみるもののさっぱり(?)異常は無い。で、「ちょっと試しに…」とコイルからプラグまでを別の単車(CD125T)に繋いでテストしてみると NSR のそれとは別人のように火が飛んでいる。「点火か!」確かに火は弱かったし不定期だったのだがキックの具合だろうと思っていた。しかしながらCD125T ではキックでもちゃんと飛んでいる。じゃあバッテリーかとも思い自動車につないで見ても結果は同じ。「あとは……PGM ?」 リアブレーキ&その他 2001年5月某日、リアブレーキの整備をしてみる。ついでに前後ホイールを塗装したものに換えてみた。フロントはフォークの整備後、全て仮止めしておいたのですぐ交換できた。問題はリヤ側である。 リヤ側のアクスルシャフトがとても硬くなかなか抜けない。思いっきり叩いて抜いてみると抜けていく感じがするがジャッキアップしているので単車が倒れそうである。どうにか抜いてホイルを外すと何かが落ちた。「?…」小さな金属球だ。ふとホイールを見るとダストシールとベアリングが無い。さらにはパイプ状の部品が取れている。ベアリングが削れて破損していたのだ。落ちた金属球はベアリング内のボールだ。しかも1個しかない。パイプ状のものはベアリングの中心軸だろう。取り回しのときに引きずっていたのはこれが原因。前オーナーはこの状態で走っていたのだろうか…?幸いシャフトは無傷(曲がっているかもしれませんが…)なのでホイルを交換して終了した。ホイルを前後で買っておいて本当によかったと思う次第。 続いてはブレーキの整備。 あまりにピストンがさび付いていたので新品と交換。 リアはピストンが1個だけなので潔く購入。 ちなみにフロントは対向4ポット×2個もあるので 悩んだ挙句掃除のみで済ましてある。 フロントはパッドが残っていたがリアはこのありさま。 ちなみに裏側ではない。 こちらも新品を購入。 依然、不調なエンジンだが点火系はパルスジェネレーターの整備で何とか解決。前回PGMを疑ってみたものの少しはスパークしていたので先にパルスジェネレータを点検。フライホイルとパルスジェネレータの間に何か挟まったことがあるらしく下側のパルスジェネレータが歪み、フライホイルの凸部が傷ついている。パルスジェネレータは無理やり曲げてもとの位置に戻した。フライホイルはスペアを購入したものの頑張って外そうとしたがやはり専用工具が無ければ無理らしい。そのまま点火を点検してみると以前よりもよくスパークするようになった。フライホイルを変えれば完全だろうがそれはまた今後。 エンジンをかけてみると少し調子よくなったもののアイドリングはまだ安定しない。1500rpm 位で排気を点検すると今度は前エンジン側が冷たい。「何じゃそりゃ?」前回、調子が悪かったのは後ろ側だったはず…。勘違いだろうか?後ろ側エンジンの排気は素晴らしく安定している。次は前側のシリンダを外してみよう…。それでも問題なければクランクか? 試乗 ここまでに書き忘れていたのだが、エンジン・キャブ・チャンバー・ハーネス・PGM などは '89年式に換装してあることが判明している。何のための '88 なのか?まあ、今後事故を起こさないためにもゆっくり走ることを心がける私にとっては何の問題も無い(たぶん本当…)。サービスマニュアルとパーツリストを手に入れているがどちらも '88までのものでエンジンの整備にあたりほとんど役に立たない。キャブの整備基準はバイク屋でマニュアルを読ませてもらってメモ書きしてある。 2001年5月15日、点火系もよい感じになったのでもう一度キャブの点検をしてみる。その矢先、タンクが空っぽな事に気づく。どうやらオーバーフローしているらしい。油面調整はちゃんとしているはずだからゴミでも混入したのだろうか?バラしてみると油面は合っている。ついでだからもう一度掃除しておこうと思い点検しているとなんと、スロージェットが詰まっている!!!そりゃぁ、アイドリング不調なわけだ。でも、一度は掃除した箇所。いったい何故…?理由はいたって簡単、スロージェットの内側側面に薄くカスが残っていたのだ。つまりそのゴミが剥がれてジェット部を塞いだのだろう。ジェット類を掃除したとき漬け置きしたのだが除去にはいたらず剥がれかけただけで気がつかなかったのが最大の原因。 ともあれ組みなおしてガソリンを補給。オーバーフローの事はもうどうでもよくなっている。 早速エンジンをかけてみるといい感じに安定。吹け上がりも良い。 1500rpm なら問題なく回っている。1200rpm くらいだとやや不安定。「とりあえず、乗ってみますか…」いざ試乗へ。 ちょうどタバコが切れたので 2km ほど先のタバコ屋まで行ってみる。とっても普通に走る。できればこのままどこかへ行ってしまいたい。誰か引き止めてくれるかしら? が、タバコ屋に着くとエンジンが止まってしまった。キャブのセッティングしてないからだろうと思い、タバコを買っていざ帰宅。エンジンはかかったものの途中でスローダウン。「そー言えば、ガソリンちょっとしか入れてないよ」さらに暖気も5分ほどやっている。自宅までは 500m ほどあるし押して帰るには重労働だ。その場でタンクを揺すり、チョークをひいて何とか始動、燃料コック側に傾けながら帰宅。 あとは外装だけだ。 現時点での状態。雰囲気はあまり変わっていないがバネ下あたりは 綺麗にしたつもり。 スクリーンはポリッシュ中。アッパーは欠けているので できれば綺麗なものが欲しいところ。 ロアはセンター部が不足。 スプロケカバーとリザーバータンクを純正のものに交換。 シートカウルは形はかっこいいが年式違いでうまく付かないのが 気に入らない。 フロントフェンダーは購入済。 アッパーカウル補修 エンジンも調子よくあとは外装だけなのだが、塗装だけでは終わりそうにない。全てのカウルに割れや欠けがある。また、ロアカウルのセンター部がなく、シートカウルは社外の年式違いが付いている。 とりあえず、シートカウルとロアカウルは保留。シートカウルは MC18 用の FRPカウルが欲しいところ。ロアカウルはセンター部分を探すか一体式の FRP のものを…。もちろん中古で。で、アッパーは補修でどうにかしよう。 2001年5月19日、まずは割れを補修。 右側前方の割れ。小さいので比較的楽に直りそうだ。 左側後方部。なにやら故意に切り取ってある。 隣に見えるチョークレバーを操作し易いようにしたのだろうか? どちらにしろ補修というより製作といった感じ。 強度が心配。幸い裏側に干渉するものが無いので厚めに補強はできる。 この他にもひび割れは多数ある。 ここでちょっと樹脂製パーツの補修講座。 補修部分(切り口)をのこぎり等で荒らして密着性を高める。 FRP の場合はガラス繊維を出しておく。切り口以外の部分はペーパーで。表側にカウルの形に添って板など(狭い範囲なら紙やテープ等でも可)を当てて樹脂を塗ればその形に造形できる。裏側にはガラスマットを何枚か重ねて強度を上げる。カウルの端となる部分ははみ出すように作っておき、 少し乾燥してからナイフやのこぎり等で切り取ってやればよい。また表面は、当て木を剥がしたあと形を整えながら仕上げ塗りをしておく。もちろん実際のカウルより盛り上がるように。ある程度硬化したら削って造形する。 補修後の状態。樹脂が白色なので分かりづらいが綺麗に仕上がった。 裏側は綺麗とは言えないが強度重視なのでよしとする。 左側の部分。乾燥後にのこやサンダーで削ったのだが 裏に補強をたっぷりしているので全く割れたりはしなかった。 ついでにロアカウルのひび割れ BMW R65カスタム記
2003年11月2日、R65LS を自宅に持ち帰る。何の因果か過去に事故った TZR の納車日と同じ日である。 事の始まりは某バイク店より「軽い事故車のBMWがあるよ」との知らせから。現状渡しで激安らしい。バイク屋から事故車現状渡しの中古車情報が連絡されるとは私も一人前(?)になったものだ。以前からBMWのフラットツインにとても興味があったのだが中古車の相場はかなり高い。こういうチャンスは逃してはならないと思った次第。事故車でもあるので試乗してから購入決定。今後、私のプロフィールの「愛車」欄には「BMW」と書くことができるようになった。 以下は現状の写真である。 すでに一部取り外してしまったが、ビキニカウル、ヘッドライト、メーターステー、フロントウィンカー等に事故のダメージがある。 タンクは部分修正箇所がちらほら、バーニア(サイドバッグ)に擦り傷少々といったところ。 フロント周り。 ライトステーがグニャグニャ曲がっている。 フロントフェンダーも割れ有。 取り外したヘッドライトとビキニカウル。 ヘッドライトはリムさえどうにかすれば再利用できそうだ。 カウルも使えそうだが付いていたであろうスクリーンが欠品。 ちなみにフロントフェンダー、ビキニカウル、シートカウルは分厚いFRP製。 お金かけてます。 バイク屋から自宅まで乗って帰ったのだがウィンカーやブレーキランプが点灯していないようだ。事故の影響か? あとタコメーターが動いていないのだがこれは購入前に既知。 さて問題はこのバイクをどうするのかなのだが、現時点で車検が1年ほど残っているのでとりあえずは乗れる程度にフロント周りを修理することにする。最終的にはカスタム予定。 下記はどこかからとってきた仕様。いわゆる限定車。私のは書類などから1985年式であると思われる。カスタムベースなので限定車のありがたみは全く無い。 BMW R65LS(1983) 空冷4stOHVフラットツイン。スズキカタナで一世を風靡したハンス・ムートの手によるデザイン。フロントまわりはBMWの進めるインテグラル方式具現化したもので、メーター、ハンドル、ヘッドライトをコンパクトにスポイラ状にまとめ、フロントのリフトを抑えるのに効果があるもの。タンデムグリップがデザインに盛り込まれたシートカウルの形状も風洞実験によって決められるなど先進の技術が盛り込まれていた。ホイールはアルミリムにキャスト成型される弓形スポーク部を合体させたコンポジットホイールで適度な弾性と軽さを両立している。エンジンはR65と同じ。シリンダにはNiSi処理が施される。公称最高速度は175km/h以上。0→100km/hは5.8sec。 Fブレーキはブレンボのダブルディスク。ハンドル幅は688mm。 発売 - 全長 - 全幅 - 全高 - 軸間距離 - シート高 - 最低地上高 - 重量 185kg 乾燥重量 - 整備重量 - 空冷4サイクル水平対向2気筒 OHV 650cc ボア*ストローク 82*61.5mm 圧縮比 - 最大出力 50ps/7250rpm 最大トルク - 始動方式 - 潤滑方式 - 点火方式 - キャブレタ - クラッチ - - 変速比 - 1次減速比 - 2次減速比 - フレーム- キャスター - トレール - Brake F ダブルディスク Brake R ドラム SusF テレスコピック Dumper F - SusR スイングアーム Dumper R - Tyre F - Tyre R - タンク容量 - オイル容量 - 車両価格 \1480000-(1983)japan 2003年11月9日、フロント周りの修理をしてみることに。公道を(堂々と)走るためにはライト、ウィンカー周りの修理が必要だ。
断っておくがこれはあくまでカスタム記でありレストア記ではない・・・。
前回、ウィンカーとストップランプが点かなかったのでもう一度点検してみる。短絡に気をつけながらスイッチ類を操作しても まったく反応無し。「何でだろ・・・?ライトと尾灯は点くのに」念のためヒューズを疑ってみる。 ヒューズはタンク下にあるらしい(バイク屋さん談)。シートを外してタンク下を覗き込むとなにやら黒い箱が。以下はその写真。 箱を開けてリア側から覗き込んだところ。白い棒状のものがヒューズである。上下2段あるのだが上側には何も着いていなかった。 後日購入したヒューズ。昔乗っていたVW TYPE-1 を思い出す。 最近では店頭に並んでいない。カー用品店の若い兄ちゃんに聞いてもきっとわかってもらえないだろう・・・。 今日のところはヒューズ無いのでレンチをあてて通電してみる。するとウィンカーやらストップランプが点灯した。 おそらく事故の衝撃でどこかショートしたためフューズを外してあったのだろう。 実際、左前ウィンカーは外されており配線むき出しのままだった(後にパニアケース内より発掘される)。 とりあえず動作が確認できたのでヒューズが届くまでの応急処置として鉄釘を削ったものを代わりに着けておくことにする。 もちろん電装周りを整備後である。 直結にてタコメーターも治るかなと思いきやまったく針は動いてくれない。外部損傷も見られるためタコメーターを分解してみることに。 取り外したタコメーターの裏側。 事故の衝撃でプラスチックのカバーが一部破損している。 内部基盤の一部(写真右下)が折れて回路が断線している。 適当な場所でバイパス(紫白のコード)してみることにする。治れば儲けもんである。 組み立て後、早速使用してみると正常に動いてくれた。やってみるものだ(やらなきゃよかったっていう場合も多々ある)。 メーター装着後、メーターステーの歪みを無理やり曲げてなんとなく真直ぐにする。ついでにライトステーも適度に修正。 あとはヘッドライトをどうにかすればよいのだがリムがグニャグニャ歪みまくっている。カスタムイメージも固まっていないので購入するにも躊躇する。 「たたいてみるか・・・」 固めの木材を適当に切ったものを当て木に使い叩くこと30分くらい。なんとなく修正できたところで実はうまくハマっていないのだが無理やり装着。 レンズとリムの間にゴムのパッキンがあるのだが歪みのせいで隙間があり役目を果たせそうにも無いがよしとする。 取り付けたヘッドライト。なんとなくそんな感じには見える。 ただ、本来カウル装着車のためメーターケースやステー類の外観は微妙。 応急的処置だが普通に乗れるようになった。修理後、何度か乗ってみたが乗り味はなかなか楽しい。650ccとはいえ軽い車体のおかげかよく走る。 トルク感もなかなか、それでいて意外とよく回る。R80、R100等と比べたことが無いのだが、なかなかバランスのよいエンジンだ。 水平対向による低重心化が著しく感じられ、高速コーナーでの安定感は面白い。 お気に入りはパニアケース。外観は意見が分かれそうだが利便性は抜群である。フルフェイスメットも収納できる。 某伊藤さんなら入れそうな雰囲気。 ただ、事故の影響か足回りが微妙だ。ガタは無いがステムが軽すぎて振れる。 まっすぐ走るのだが少しの体重移動で進路が大きく変わってしまう。 前後サスペンションもヘタっているのか微妙な動き。まあ、どうにかしたいがそのままで平気なレベルではある。 そっとしといておこう・・・。 2003年12月、カスタム計画を立ててみる(水面下では既に実行に移っているという噂もある)。 タンクとシートを外した写真。メインフレームはダブルクレードルでシートレールはボルト止め。 真上より。フレーム脇にレギュレタ、リレー等並んでいる。とても邪魔だ。 このアングルが水平対向の醍醐味。 左右のシリンダのズレもよくわかる。 フレームはできるだけ無加工で残したいところ。シートレールは新規作成もしくは加工。いろいろな方向性がある車体である(もちろんそれを考慮して購入したのだが)。カスタム予定箇所を挙げてみる。 ●フュエルタンク変更(とあるバイクの純正を狙っているのだがタマがとても少ないのとレギュレタ等との干渉が問題) ●シート変更(シングルシートを予定、シートカウル形状は未定) ●マフラー変更(エキパイはワンオフ、サイレンサは汎用品) ●ホイル変更(このままでもよいが出物があれば考える) ●フロントフォーク加工(ブレンボダブルディスクなのでそのまま生かし、アウタのバリ取り、ポリッシュとローダウン化) ●ライト類変更(ウィンカーと尾灯、ブレーキランプはLED化を予定)) ●計器類変更(スピードメータ+シフトライトの組み合わせを予定) こんな感じである。各部、設計図と合成写真を作成しながら作業を進めているのだが予定はあくまで予定。ちなみにエンジンに関してはメンテナンス程度にとどめることにする。 2003年12月から1月にかけてフロントフォークに手を加えてみた。 加工箇所はローダウン化とバリ取り、ポリッシュ(予定)である。あと少し硬いようなのでやわらかめのオイルを選択。 とりあえず分解してみることに。
車体から取り外すにあたりセンタースタンドがとてもありがたい。様様である。楽楽である。 アウターからインナーを引き抜くとどうもおかしい、スプリングが出てこない。 インナーを覗くとスプリングとカラーが収まっていてインナー下端でリングにて留めてある。 初めて見る構造だが潔くさらに分解、スプリングを引き抜く。 上がノーマル状態。スプリング部を5cm切断し同サイズのカラーを挟み込む。 この写真ではわかりづらいが赤色の部分が移動するため右に見える細いパイプが5cm短くなる。 写真が逆だが上側がローダウンしたもの。アウターはバリ取り後、未ポリッシュの状態。。 現時点でいまだポリッシュしていないので写真は以上である。 余り時間がないのでポリッシュは後回し(面倒だからと後回しにしておくとだんだんそのままでもよくなってくるから不思議である)。 オイル挿入時、インナーの上部がボルト穴程度しか開かないのでレベルではなく抜き取ったオイル量を元に左右を合わせた。 組みつけてみるとなかなかよい下がり具合である。 ただやはりセンタースタンドがかけづらくなったのと サイドスタンド使用時に車体の傾きが少なくなった。水平な場所でも少々不安な感じがする。 また、ブレーキホースが多少余り気味となった。 ま、おそらく時間がたてどうでもよくなるはずである。 フロントフォークと同時進行でマフラー作成を試みる。
通常R65はクロムメッキマフラーなのだがこの限定車はご丁寧にブラックメッキが施されている。 エキパイは途中で分割できるのでジョイント以降を作成できればよかったのだが 黒いエキパイでは具合が悪い。で、R65用ステンレスの中古エキパイを探してみるがこれがまったくない。 というかR65用の中古パーツ自体が無い。全部作ってしまおう・・・。 まずはレンチを作成。CADで型紙を作成し鉄工所で鉄板を切断してもらった。 これが無いとBMWのエキパイの取り外し、取り付けが出来ない。 当初は手曲げで製作しようと考えていたのだが度重なる知人たちからの「失敗するよ」コールと 曲げ加工代が案外安かったのでプロに頼むことにする。 事実パイプ代と曲げ代はちょうど同じくらいなので1回失敗したと思えば曲げ代がタダとなる (すばらしい方程式である)。
ここで問題なのはパイプ径。R65のエキパイが外径35.0パイ、 対して既製の配管用パイプで一番近いものは外径34.0パイなのである。 さらにそんなに細いエキパイ対応のサイレンサは無い。 いろいろ検討してみたがエキパイは34.0パイで妥協。 Eg排気ポートはエキパイにアルミの0.5mm箔を巻いて無理矢理装着してみよう。 また、サイレンサーとのジョイントは42.7パイ用に作成してもらいエキパイファイナル部を47パイとする。 購入したのは34.0mmパイ×4000mm×t=1.5mmのSUS鋼パイプ1本と42.7mmパイ×200mm×t=2.0mmのSUS鋼パイプ1本。 ついでに配管屋さんで機械曲げしてもらった。 配管屋さんで曲げてもらったパイプ。上2本はエンジン排気部の左右分。 下2本はサイレンサー手前のかち上げ部分、切断して左右分とする。 長くなるのでとりあえずここまで。続きは次回・・・. エキパイ製作の続きである。 まずは左側から作成。 各パイプを車体に仮組みしながら切断、そのままで仮溶接した。角度も寸法も全てが原寸合わせである。 それをもとに反対側も作成しようと思ったのだが左右のエキパイの長さが違うことに気づいた。 左側シリンダの位置が前方にずれているためである。 なんやかんやで結局右側も原寸合わせで作製。
その後、全体を本付けしたのだがあまりにも汚い仕上げとなってしまった。 少しの間はそのままで作業を進めたのだが後に本職の人に頼んで仕上げなおしてもらった。 その人曰く、「汚すぎてやりにくい、どうせ持ってくるなら最初からもってこい!」だそうだ。 申し訳ない。 スプリングのフックなども取り付けてとりあえず完成。サイレンサのバンドはとりあえず仕様である。 エンジン排気ポート付近は既にこんがり焼けてしまった。 ステップ付近から外側に張り出している。 間近で見ると溶接は汚い。 サイレンサはアルミ。 この溶接は芸術的。 ヤフオクで金物屋さんが販売してました。 1本15,000円也。 早速エンジン始動してみるがかなりの爆音である。 低音がどうのこうのというレベルではない。 下品な直管サウンドといえば想像できるであろうか。 サイレンサ構造は全くの直通。 ハイソなBMWオーナーを目指す私としては許しがたい音なので対策を。 エキパイファイナル部にステンレスのたわしを詰めピンで固定。 エキパイに貫通穴をあけ、その辺りにたわしを突っ込みピンで突き刺すという簡単な手法である。 量を調節しながら排気音を確認。残念ながら音質はさほど変わってくれなかった。 さらに走行中にはたわしが吹っ飛んでしまうという大問題勃発。 ピン1本では留まっていてくれない。 ピンをクロスさせてみようかとか色々悩んだが もう少しちゃんとしたインナーサイレンサを作製してみることにする。 ステンレスパイプの片側を適当に潰して突っ込んだ。フィッシュテールの要領である。 ピンで固定するのはたわしバージョンと同じ。 これが当たりである。 かなりの消音効果と心地よいサウンドを両立させている。 多少の音量は潰し具合で変更可。数種類作製してもいいかもしれない。 2004年6月下旬、念願のガソリンタンクを入手した。 ホンダ シルクロードの純正タンクである。 ヤフオクで購入、程度はとても良好だ。キャップとフュエルコックはヤフオクで別途購入した。 本当に良い出物がなく待ちに待ってとびついたので結果的にかなり高くなってしまった・・・。 でも最終的には満足している(と思い込んでいる)。 で、その上玉を惜しげも無く加工する。左図がジャッキの裏技的使用方法その2である。 トンネルが狭く色んなものに干渉しまくるので幅を広げさらに内側を叩いて凹ませた。 ちなみにジャッキの裏技的使用方法その1は効果が薄いうえジャッキを壊してしまった 悲しい過去があるのでここでは公開しない。 それでもタンク裏側と干渉してしまう奴等がいる。困ったものだ。 リレーやらレギュレタやらハーネスやらの位置を変更して中央に寄せる。 どうだ?大丈夫か? タンクのフロント側にステーを付けた。純正タンクと同様に引っかかるはずである。っていうか溶接は苦手。 誰か本格的に教えてください。棒がどんどん減っていくのにぜんぜんくっつかない・・・。 のっけてみた感じ。リア側はフレームに穴あけしてボルト止めの予定である。 ハーネスが収まりきらずタンク下からのぞいている。そのうち何とかしよう・・・。 タンク後部のサイドカバー受けも気になる。切断しようかな。 ぼちぼちいい感じになった。ホンダらしいタンクなので国産車っぽくもある。 そういやコックの位置も変わったのでホースが届かない。ま、当分先の話だわな・・・ 2004年7月、リアサスペンションを購入。同年9月ごろに装着とシートレール加工を試みる。 400カタナの純正リアサスペンション。送料込みで12,000円。今回もヤフオクで購入。 装着前にスプリングをはずし磨いた後の写真。 この後、SHOWAのステッカーもはがして作成しなおした。 ちなみにどっちか忘れたが抜け気味だった。 少し前に購入していたシートレールを作成予定のシート用に切断。R100用だがそのまま装着できた。 ただ、純正のシートはボルト位置が合わない。 カタナのサスペンションは上側のボルトサイズが合わなかったのでカラーを作成。 参考までにサス側14mm、ボルト直径10mmである。
また、上側は取り付け位置を30mmほど前方へ移動。 サスペンション交換により純正より50mmほど車高があがった。 このためフロントをローダウン時に使用しづらくなったサイドスタンドが快適になった。 思わぬ副産物である。 どんどん前傾姿勢になっていくなぁ・・・。 磨いたサスペンションだがこの数ヵ月後、さびがポツポツ現れ始めた。 うーん、困ったものだ。磨きなおすのも辛いが買い換えるのも辛い。当分はこのままか・・・。 次はシートカウル作成予定。 2004年10月、頃だったと思う・・・シートカウル作成を考えたのは。 完成したのは2005年3月・・・。 ★シートカウル作成に必要な材料★ ポリエステル樹脂&硬化剤・ガラスマット(ガラスクロス)・ポリエステルパテ&硬化剤・離型ワックス・発砲ウレタン材・カップやサンドペーパーなど 簡単な作成手順は「オス型作成→メス型作成→カウル作成」となるのだが一部写真が不足。 まずはオス型作成。 装着したイメージを把握するため車体に発砲ウレタンを盛ることにした。 シートレールの周りにダンボールで枠を作り全体にビニールでマスキングする。 作成手順と完成度は小学生レベルである。 発砲ウレタンは2液型なのでカップに移しよく混ぜ合わせる。 十数秒混ぜると膨らみ始めるので適当にぶちまける。 モコモコ膨らむ様は結構面白い。 雰囲気はさくさくウェハースって感じ。軽くて硬くてもろい。 のこぎりとカッターナイフでざくざく切り刻んでいく。 この頃は楽しかったな・・・。 なんとなく形になったところ。 リヤの先端部分は長さが足りなかったので継ぎ足してある。 車体に乗せたまま削っていたのでバイクが削りカスだらけになった。 携帯電話のカメラにて撮影。 表面がぼろぼろ崩れるので軽く塗装してからパテで表面を整える。 今思えばこの時点から形が崩れていたんだろな・・・。 パテで表面を固めグレーのサフェーサで仕上げたところ。 なんか形がおかしいなって思いはじめた時期。 このあと長期間にわたる悪あがきが続く。 同じく携帯カメラにて。 表面がきれいになってきたので形がはっきりわかるようになってきた。 で、よーく見ると左右の形が微妙に違う気がする。 写真では良くわからないが後ろ側から見るとよくわかる。 この状態で車体に乗せ、せっかく仕上げたのに再度削ってみる。 カウルがちょっとずつ小さくなるな。 でも仕上げた表面も惜しいので微妙に(?)修正。女々しい男である。 写真をとったはずだったがどこにも見当たらないのでご勘弁を。 出来上がったオス型にワックスを塗りその上からFRPを形成する。 FRPは型に被せたガラス繊維のシートにポリエステル樹脂を浸して作成する。 以下うんちく。 ガラス繊維は引っ張り方向に強く柔軟に曲がるため、しなりのある割れにくいプラスチックとなる。 正確にはガラスFRP(ガラス繊維強化プラスチック)。 また、一般的にカーボンと呼ばれている樹脂パーツはカーボンFRP(カーボン繊維強化プラスチック) でガラス繊維の代わりにカーボンクロスを使用すればいい。 ただカーボンFRPはカーボンクロスの見た目を重視する傾向があるため、 透明な樹脂を使用する・一枚もののクロスを使用し、しわやゆがみに気をつける・ 気泡を完全に抜く・仕上げは磨いてクリア塗装 など手間がかかり カーボン繊維も高価(ガラスの10倍くらい)なので製品となるととんでもなく高くなる。 状況や種類にもよるが樹脂は10分から30分位で硬化する。硬化したらオス型からメス型を慎重にはがす。 ここでもちょっと失敗したようなので微妙に修正&補修。 そして今度はメス型の内側にワックスを塗り本番を作成する。 同じようにガラスマットを貼り付けるのだが今度は型の内側となるため作業は多少難しくなる。 余談だがワンオフで作成する場合、オス型とメス型は巨大な不燃ゴミとなるので注意が必要。 大体の形が出来たシートカウル。 一部削って最終修正。 テールエンドにはナンバープレート ブラケット付属のキャッツアイテールを埋め込んである。 また、後部裏側はFRPを継ぎ足して蓋をしてある。 この後、パテでテールランプのつなぎ目をスムージング。 また、シート部の裏にフラットバー(平形鋼)で補強と取り付け部分を作成した。